今や、一世を風靡しているスマートフォン。
スマートフォンの先駆けとなった“iPhone”がはじめて発売されたのは、2008年の7月。
この9年の間に、色々なスマートフォンが発売され、2013年9月にはそれまで優勢だったガラケーと、スマートフォンの利用率が逆転しました。
2016年7月には、スマホ利用率が72.2%に到達。約4人に3人がスマホを使っているという計算になります!
この生命力(成長率)たるや、恐ろしさまで感じてしまいます…!
そんなスマホ時代にも関わらず、私は大学時代に2年間iPhoneを利用した後、次の携帯をガラケーにする(!)という暴挙に出ました。
ガラケーにしてからちょうど1年くらいが経過したので、ここでiPhoneを2年使った後、ガラケーに切り替えてみて気付いたメリット、デメリットなど書いていきます。
まずは、携帯遍歴をば…
気付いたこと①:ガラケーの機能だけで全然生きていける!
ガラケーでよく使う機能って、私の場合はほぼ電話とメールくらいです。あえて言うとしても、目覚ましでアラーム使う程度。
スマホみたいに色々便利じゃなくても、人間全然生きていける!ってことに気付きました。
気付いたこと②:携帯に集中を邪魔されることがなくなった!
スマホの時は、TwitterやらFacebookやら、LINEやらをやっていて、楽しいこともあるけど、めんどくさいなー、ってことも多々ありました。
特に、大きかったのは、SNSの通知音。
勉強に集中し始めたころに、ピロンとなる通知音。聞こえちゃったら無視できない性分なので、すぐさまチェック&返信。iPhoneを脇において、勉強再開。……しようとしたら、またなる通知音。無視できず、チェック&返信。…よし、今度こそやるぞ。教科書を開くもまたなる通知音…。以下ループ。
そんなこんなで、「正直めんどくさい」っていうのが本音でした。
でも、ガラケーにしたとたん、あら不思議。SNSの通知がなくなったので、集中するべき時に集中できるようになりました。
ガラケー、最高!
気付いたこと③:人とつながるのはちょっとめんどくなってしまった。
iPhoneがはやる前は、みんなメールとかで色々やりとりしてましたよね?
だから、好きな子のメルアドをゲットするのに必死になったりしませんでした?ああ、私だけですかね。すみません。
一昔前は、赤外線の機能を使って、メルアド交換なんていう光景があふれていましたが、今や「赤外線」なんて死語になってしまいました…。
今は、LINEとかTwitterなんかでのやりとりが昔のメールにあたるのでしょうか。
LINEもTwitterも恩恵を受けているのであまり強くはいえないのですが、良くも悪くも、つながりやすい機能だな、と感じます。
LINEやTwitterが普及したことで、メルアド交換のハードルは異常に高くなってしまいました。あと、単純にめんどくささもあります。
このSNS時代にあえてガラケーにしたことの一番のデメリットは、この人とつながりづらくなってしまった、ということに尽きる気がします。
気付いたこと④:人といる時間を大切にできるようになった!
iPhoneを使っていた時は、会話の中で気になることがあったら、すぐにネットで調べたり、ちょっと暇な時間があるとすぐにLINEやTwitterのチェックをしていました。
それは、友達や家族といる時も同様で、もしかしたら一緒にいてくれた人に不愉快な思いをさせてしまったかもしれません。
でも、ガラケーにしてからというもの、特に暇つぶしになるような機能がないので(←悪口じゃない、褒めてる)、自然に携帯をいじる時間は減り、人との時間を大切にできるようになりました。
気付いたこと⑤:ガラケーを使ってること自体が、話の種になる!
身の周りの同世代で、ガラケー使っている人を自分以外に知りません。
だからなのかはわかりませんが、よく「なんでガラケーなの?」と聞かれます。
そうです、ガラケーはガラパゴス過ぎる故に、昔みんながガラケーの中誰か一人がスマートフォンにした時と同じような、あの興味・関心を持ってもらえるのです。
総括
①:ガラケーの機能だけで全然生きていける!
②:携帯に集中を邪魔されることがなくなった!
③:人とつながるのはちょっとめんどくなってしまった。
④:人といる時間を大切にできるようになった!
⑤:ガラケーを使ってること自体が、話の種になる!
ガラケーも悪くない!一周回って今にまたガラケーの時代がやってくるかもしれません!!!
以上、読んでいただきありがとうございました。