本日のツイート
授業で発表したり、ステージで司会やるよりも、身近な人に相談する方が緊張する。私のこと生まれた時から知ってくれてる人に相談したけど、涙が止まらない。理由はわからない。
— はぴ・ぽじ子 (@kakomy225) 2017年8月15日
普通の人はこれが当たり前にできるのすごいな。相談して受け立めてもらえるって感覚を自然と持ててるの本当にすごい。
— はぴ・ぽじ子 (@kakomy225) 2017年8月15日
転職の仕方について親戚に相談をした。
今の会社にいるのが精神的に苦しくなって、転職活動をすることにした。
上司には、もうその意向は伝えてある。
正直なところ、転職を自分一人の力で進めていく自信なんて全く無かった。
「相談しよう」と思った。
相談したい人は決まっていて、「よし、電話しよう」と思うのだけど、「今忙しくないかな」「迷惑じゃないかな」「こんなに頼って嫌われないかな」などなど、ネガティブな考えが浮かびまくった。
そういう気持ちを押し殺して、どうにか電話をした。
出てくれた。
でも、やっぱり緊張しっぱなしだった。
「迷惑だったら迷惑だっていうよ」と言ってくれた。
ああ、そういうものなのか。と始めて知った。
人を頼るのが本当に苦手だ。
ツイートにも書いたけれど、授業で発表したり、ステージで司会をしたりすることよりも、1対1で悩みを打ち明けることの方が苦手だ。
人を素直に頼ることができる人は、本当にすごいと思う。
そして、憧れる。
完全に私にないものを持っているから。
ただ、そもそも論として、もし私が人を素直に頼ることができていたら、転職したいと思うこともなかったように思う。
ということは、逆に考えると、「人に相談するのが苦手」という課題にはまたぶち当たるかもしれないということ。
だから、今回正面切ってこの問題に向き合うことにしたのだ。
「会社をやめたい」と上司に言う前から、たびたび「もっと人に相談しなよ。」とか「人のことを信頼しな」とか「一人で背負うなよ」とか、色々言われていた。
でも、できなかった。
だって、自分のありのままの気持ちを話して、ちゃんと受け止めてもらえるっていう感覚を持ったことがなかったから。
だから、一人でがんばって、周りに頼れない自分を正当化するために、周りの人のことを一所懸命否定していた。
本当は自分側に問題があったのに、全部周りのせいにした。周りの人のいいところが全く見えなくて、愚痴ばかり言っていた。
本当に最低だ。
現代版のリアル「すっぱい葡萄」だ。葡萄に手が届かないから、「きっとあれはすっぱいんだ」って自分に語り聞かせてる、あのキツネと一緒だった。
可愛くないことに悩んでいたら、いとこが化粧を教えてくれたんだ。
タイトルにある、周りの人が手を差しのべてくれていることに気付いたのは、いとこが化粧を教えてくれたからだ。
前に書いていたブログで「会社の人からブス、ブスって言われる」という 愚痴記事を書いたことがある。いとこがその記事をお読んでいたかはわからない。
お盆休み、いとこに、二重の仕方とか、アイラインの引き方とかを教わった。
所々で「●●(筆者の名前)ちゃんが持ってる道具でやった方が、明日からもできるよね~」って言っていたのを、その時には何も感じなかった。
でも、翌日、「あ、昨日のあれは、単純に一時可愛くするだけじゃなくて、これから私が自分で化粧できるように教えてくれてたんだ」と気付いた。
いとこは、魚を釣ってくれたのではなくて、魚の釣り方を教えてくれた。
そのことに気付いた時、涙が溢れた。(私はこのブログ内で数多く涙を流してるけど、多分そういう性格なんだと思う。今も思い出し泣きしている。)
そして、タイトルにあることに気付いたんだ。
周りの人は私に手を差し伸べてくれているって。そして、あとは、私がその手をつかむだけだって。
今までその手を、見て見ぬ振りをしていたのか、あるいは、本当にいっぱいいっぱいで気付いていなかったのかはわからない。
でも、ただ一つ言えることは、その手はとても温かかったということ。
今まで「きっとあれはすっぱいんだ」と言い聞かせてきた手が届かない葡萄は、食べてみたら、ものすごく甘くて最高の味だった。
もう、「あれはすっぱいから・・・」なんて言い訳はしたくない。
決心:「人を頼るのが苦手」を克服します。
正直まだまだ人に助けを求めるのは得意ではない。
でも、今までと違うのは「もう逃げない」と決めたこと。
人間不信になるまでにだいぶ長い時間がかかった。だから、その気持ちを無くすには、きっと時間がかかるだろうし、今まで以上に苦しいこともあると思う。
けれど、どうせ苦しいのだったら、一人で苦しむより、人に相談して、一緒に乗り越えていった方がいいと思うんだ。
苦しいのは同じでも、一緒に乗り越えた仲間がいればきっとそれはいい思い出になるだろうから。
読んでいただいて、ありがとうございました。