『名探偵コナン ゼロの執行人』を見てきました。
安室さん、かっこよかったですね。色気といい、目つきといい、髪のかきあげかたといい、何から何までわかった上で、我々観客をおとしにきているかのようでした。
最初はね、そんなあざとい男のことは絶対好きにならないぞ!!!って反骨精神ばりばりだったのに。
見終わる頃にはしっかり安室の女になっていました・・・。
自分でもびっくり。高山みなみさん目的で見に行ったのに。(コナン君もかっこよかったよ。相変わらずの人間離れ!!)
映画が終わり、席を立つ頃には「来世は安室さんの車に生まれ変わって、願わくばあの指先で触れられたい・・・」と思ってしまうくらいにはおちてたから、安室さんはすごいです。
とまあ、普通に安室さんすごい!!!っていう感想なんですが、それ以外にもいくつか「おお!」って思ったことがあるので、そちらを書きたいと思います。
安室さんのレビューは我が同志に任せます!
英理の指輪から見える小五郎への思い
今回は、妃先生も登場したんですよ。
送検された小五郎を助けるために、あれやこれやと動いている妃先生はただただかっこよかった。
妃先生自身のかっこよさはもちろんなんだけど、加えて指輪の描写がすごかった。
妃先生は左手の中指に指輪をしていました。普段、気持ちがすれ違うことの多い小五郎と英理が今回は協力していて、それだけでも萌えるのに、それに加えてあの指輪ですよ!!!
それも、ただ指輪を付けているだけではなかったんです。
実は、指輪をつけているのが見えるように描写されているのは、小五郎逮捕から無罪確定までの間だけでした。
つまり、二人が離れていた間だけ。
その間数回に渡って、妃先生の指先で指輪が光るシーンがありました。
それを見るたびに、「離れていても小五郎のことを思う妃先生とうとい」と涙腺うるうるでした。
ですが、この感動的な指輪の描写、何と小五郎の無罪が確定して以降は一度も出ていないんです。
一緒に行動してるのにだよ??
一緒に行動してるのにも関わらず、愛の象徴である指輪が書かれないんだよ????
さっきまで割と頻繁に映っていたのに。
それで、「あ、これは書かないことによって引き立たせるやつだな」とわかりました。
離れている時こそ信じて小五郎のために動く妃先生。妃先生しか映ってない時には指輪が必要だけど、合流したらいらないってことか。演出がにくいです。
ゲスト声優ってなんだっけ?
って思ってしまうくらい、お二人の演技がよかった。
普通に声優じゃん?って思っちゃうくらい。
最近割といろんな映画で、俳優さんが声優さんをやることが増えたと思うんです。
それで、だいたいそういうのを見ると、
「ふ~ん、俳優さんが声のお仕事やったのね」
くらいにしか思わなかったんですよ。
あくまでもお仕事の一環ね、くらいにしか。
でも、今回は違いました。
「あ、声優って人の内面を演じてるっていう意味でいえば、俳優といっしょじゃん」
って思いました。
どういうことかって言うと、「俳優さんだから・・・」ってひいき目に見なくてもいいくらい、上戸彩の演技がよかったということです。
正直、ゲストの二人はとても重要な役どころでした。
過去に色々あって、たくさんのものを抱え込んでいるという設定の二人を上戸彩さんも大吉さんも見事に演じていました。
この二人はビックネームすぎて、客引きパンダ的な感じなのかな?って思いながら見に行ったんです。
それが、完全に裏切られました。
特に、上戸彩の「思い上がるな」からの下りには泣かされました。
ああ、この映画の中の人はどれだけ警察に振り回されてんだろう・・・と思ったら、何が真実で何が真実じゃないんだかわからなくなってきて。
そんなことを思ってるうちに、コナン君の超絶かわいい「かいかぶりすぎだよ」があって、とにかくずっと感情が追い付かないくらいのハイスピードでたくさんのことがありました。
以上、『名探偵コナン ゼロの執行人』の感想でした。
色々書いたけど、とにかく見に行って肌で感じてくれ!!!というのが、一オタクとしての切実な願いです。
読んでくれてありがとう。次もまた見に来てね。ぐっばい。